キングストンのフォートヘンリー

カナダ - 150年 街道をゆく

お気に入りに追加

キングストンのフォートヘンリー

アルゴンキン国立公園から、一路南下。

セントローレンス川をわたってキングストンを目指します。

IMG_2646

これは川の渡し場ですね。ここからフェリーに乗って、対岸に渡ります。

IMG_2650

IMG_2654

この辺りはサウザン・アイランズ(1000の島)と言われるほど、中洲の島が多いところです。サウザンアイランズとプリンスエドワード・カウンティはまた次回以降に紹介しますね。

IMG_2657

一本道を進みます。セントローレンス川はさすがに広大です。

カナダの古都、キングストンまで到達しました。

IMG_2667

IMG_2668

 キングストンは1941年から三年間、首都がおかれたことでも知られています。サウザンアイランズとリドー運河の観光拠点であることでも知られています。また故・高円宮憲仁殿下が留学していた都市でもあります。

ここではフォートヘンリーに立ち寄りました。

IMG_2670

1812年の米英戦争では、キングストンはイギリス海軍の基地となり、オンタリオ湖を巡ってアメリカ海軍と争いました。戦後はリドー運河の起点を守るためフォートヘンリーを建造したのです。

アメリカと戦争していたというのも、今からでは考えられないですね。結局、キングストンに首都がおかれなかったのも、「あまりにアメリカと近い」という理由だそうです。

↑ここはダウンタウンに近い砦の一つです。

フォートヘンリーはダウンタウンから車で10分ほどのところにあります。

IMG_2684 IMG_2686

 フォートヘンリーとは、キングストンの東、セント・ローレンス湾に突き出すような半島部に作られた要塞です。カナダの国定史跡であり、また世界遺産リドー運河の南の起点ともなっています。

IMG_2687

↑一般兵士用の寝室

砦は1837年に完成。1812年の戦争以来、米国は常にここへの侵攻を狙っていましたが、この要塞ができたため 攻撃を受けることなく、カナダは守り抜かれたといわれています。実際、1870年まで英国軍の駐屯地として使われていましたが、その後、修復されて公園になりました。

現在は、1860年ころの砦の様子が再現されており、砲台が並ぶ防壁や、士官用の優雅な宿舎から、下級兵士が生活した兵舎や食堂などを 見学できます。

IMG_2697

↑あちこちで、少人数制の案内をみっちりしてくれます。英語がわからなくても、なんとなくわかります。

IMG_2685

5月中旬~9月中旬には、衛兵交代式などを毎日実施。また7~8月の水曜の夜には衛兵のミリタリーショーや花火などが楽し める「サンセット・セレモニー」、10月には砦をお化け屋敷として公開する「フォート・フライト」というイベ ントも開催しているそうです。これは怖い。。。

グループなら兵舎での宿泊予約も可能ということですが、カナダの国立公園や博物館は本当に「お客さん視点」に立とうという強い思いが感じられて、サービスが中途半端ではありません。日本もこの辺り、もう少し真似できたらなーと思いました。

IMG_2693

 このように、セントローレンス湾を、アメリカ側に向けて砦がいくつも建っています。もはや川が大きすぎて湾になっているのです。サウザンアイランズのクルーズもここから出発します。

IMG_2707

 IMG_2710

 わからないことがあれば、衛兵たちに聞きましょう。片言英語でも、何でも答えてくれます。

IMG_2720

ずっと立ってるのと聞くと、一時間ごとに交代だそうです。

IMG_2717

ヨットもいっぱいで、ピクニックにもいいですね。

では次回は、リドー運河沿いに進みます!

 

コメントを残す