食にも注目!世界一美しい島
「プリンス・エドワード島」を歩く

高山都 “私が変わる旅”へ

世界一美しい島に、北米一のフランス語文化圏。カナダの代名詞ともいえる名瀑に、高層ビルが林立する大都市。世界中から集まるオープンでリベラルな人々によって、テクノロジーやカルチャー、美食のムーブメントも日々更新されているカナダ東部は、好奇心と冒険心を抱きしめ、新しい自分に出会いたい人が、今行くべき場所。

“旅に目覚めた”のは30代になってからという高山都さんが、モンゴメリの名作『赤毛のアン』の舞台となった「プリンス・エドワード島州」を歩きました。

島の美しさの理由は?
世界一美しい島をどこまでも歩く

カナダの東に浮かぶ“世界一美しい島”プリンス・エドワード島。そういわれるゆえんは、車を走らせればすぐにわかった。『赤毛のアン』(1908年発表)の舞台として知られるが、そこには当時とほとんど変わらないであろう、穏やかで素朴な色彩がある。

プリンス・エドワード島を代表する風景French Riverにて。小さな入り江に並ぶカラフルな漁師小屋。ルピナスの花が咲き誇る6月。/French River, PEI

どこまでもつづく赤土に緑の小径、青い海に白い砂浜、島中を彩る白や紫の小さな花々。目の前に開けた海を独り占めできる贅沢に、しばらくそこを離れることができない。

島の東北に位置するSt. Peters Harbour。車がやっと一台通れるほどの道を進んだ先にある。/St. Peters Harbour, PEI

新鮮なシーフードに舌鼓
その土地ならではの美食と美酒を

食いしん坊にとって、その土地ならではの食文化に触れるのが旅の最大の楽しみであることは間違いない。お酒好きならなおさらのこと。

プリンス・エドワード島の北海岸にある季節限定のシーフードレストラン「Blue Mussel Café」。昼12時を過ぎれば店内が満席になる人気店。

プリンス・エドワード島の夏は、新鮮な魚介がたくさん獲れる実りの季節。大きなロブスターやムール貝などは、海の磯くささが少しだけ苦手だったという高山さんもペロリと平らげてしまったほど。

Blue Mussel Café

312 Harbourview Dr, North Rustico Harbour, PEI
営業時間:5月下旬・6月・9月・10月上旬 11:30~20:00、7月・8月 11:30~21:00
定休日:なし ※10月下旬から5月上旬まで休業
☎☎902-963-2152

www.bluemusselcafe.com/en

2017年にオープンしたオーガニック農園のはちみつワイナリー「Island Honey Wine Company」。ワイルドフラワーやハスカップなどを使った、高品質のミードを生産している。


プリンス・エドワード島の名物となりつつあるのは、オンタリオ州から移住してきたオーナーがつくったミード(はちみつ酒)。
様々な野生の花の蜜を一緒に収穫し醸造したミードは味わいも軽やか。ハスカップやラベンダーで香りづけしたミードのテイスティングも楽しい。

Island Honey Wine Company

820 Millboro Rd Wheatley River, PEI
営業時間:6月中旬から10月中旬まで営業。11:00~17:00
定休日:なし
☎902-626-9362

www.islandhoneywine.com/en

  • ●情報は、FRaU2019年10月号発売時点のものです。
  • ※記事内の通貨表記(CAD)は、1CAD=約79.47円(2019年8月15日現在)です。
  • ※紹介している店や施設の営業時間、定休日、価格などは取材時から変更している可能性があります。

Photographer:Takehiro Goto Styling & Make-up:Miyako Takayama Photographer Assistant:Miyu Takaki Coordination:Hiroko Suzuki(Prince Edward Island), Mika Kataoka(Québec), Sumi Sato(Ontario), Kozue Sato(Toronto) Text & Edit:Nobuko Sugawara(euphoria FACTORY) Special Thanks:ETRÉ TOKYO(☎03-5770-9337)