真冬の大騒ぎ
ケベック・ウインター・カーニバル

毎年1月から2月にかけて
ケベックシティで開催される
北米最大の雪祭り「ウインター・カーニバル」。
マスコット「ボノム」とともに全力で
冬を遊びつくそう。

ケベックの人たちが1年のうちで最も“熱く”なるのが、真冬の祭典ケベック・ウインター・カーニバルだ。毎年1月から2月にかけての17日間、氷点下の屋外で犬ぞりや馬車のレース、氷の城づくり、パレードなどさまざまな出し物が繰り広げられる。
なかでも、凍った川の上を舞台に、カヌーを漕ぐというよりも持ち上げたり押したりしてタイムを競うアイスカヌーレースは、まさに祭りのハイライトとも言える。この日のために1年間、過酷な練習を積んできた各チームが、砕氷船によって砕かれた氷が覆いつくすセントローレンス川で栄冠を競い合う。川岸は応援の人たちで埋め尽くされ、レースの結果は翌日の新聞でも報道されるほど。
そんな祭りのマスコットがスノーマンの「ボノム」。日本人の目には可愛いのか可愛くないのか、なんとも微妙な風貌なのだが、実はこのボノム、ケベックだけではなくカナダ中の人気者でカナダの首相が一緒に写真を撮りたがるほど。カナダの親善大使的な役割を果たしているボノムはケベック生まれの冬のスーパースターである。
そして、ウインター・カーニバル中に必ず飲まれる「カリブー」という赤いお酒がある。カリブーとは、先住民が生きていく糧(かて)としていたトナカイのこと。かつて先住民とヨーロッパ人が絆を確かめ合うため、互いにカリブーの血を酌み交わしたことからこの名がついたと言われている。
毎年、極寒の冬に一番盛り上がってしまうケベックの人たちは、やはり冬を楽しむ達人なのかもしれない。

  • アイスカヌーレース

    Ice Canoe Race

    ケベックの冬の風物詩のひとつ。セントローレンス川の流氷をかき分けながら進む、究極のカヌーレース。極寒の中、カヌーを持ち上げながら押し進んでいく姿に感動を覚える。

  • カリブー

    Caribou

    赤ワイン、ブランデー、メープルシロップなどを混ぜて作られた、先住民が飲んでいたといわれるトナカイ(カリブー)の血を模したカクテル。真冬でも体がポカポカと温まる。

  • ボノム

    Bonhomme

    赤い帽子をかぶり、腰に矢の模様のサッシュを巻いたマスコット「ボノム」は、ウィンター・カーニバルのアイコン的な存在。運良くボノムと出会えたら記念写真を撮ろう。

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