B級グルメが
いっぱい

ケベックではどうやっても食べ過ぎてしまう。
おいしいものを食べたいとアメリカ人が国境を越えてケベックにやってくるほど。
にもかかわらず、ここには一流グルメだけでなく
B級グルメまでがあふれているのだ。

“フランス文化の香り漂う”という代名詞がよく使われるケベックだが、実際のケベックは、そんな「お高い」雰囲気だけではない。なにしろここは、B級グルメの宝庫なのだ。
まず知ってほしいのが、ケベックで生まれ、今やカナダの国民食のような存在となった「プティン」。なにせその名前の由来は「ぐちゃぐちゃ」を意味するケベックの方言なのだから、文字通りのB級グルメだ。フライドポテトの上に、熟成させる前のチーズ、いわばチーズの赤ちゃんである「チーズカード」をバラバラとトッピングし、グレービーソースをたっぷり回しかける。「プティン」は誰もが思う通り、おいしさと、カロリーと、罪悪感がたっぷりなのだ。
続いてのB級グルメは、モントリオールの「シュワルツ」という店で1928年に誕生した「スモークミート」だ。秘伝のスパイスに10日間付け込んだ牛肉をオーブンで焼くこと8時間。さらにこれを3~4時間かけて燻製した肉はジューシーそのもの。カラシを塗ったパンの間にこの肉をたっぷりとはさむ。かぶりつくと、口元から肉汁がしたたってくる。
最後に紹介するのはモントリオールベーグル。パンとベーグルの違いは2つ。生地にバターを使わないこと、焼く前に生地をお湯でゆでること。北米ではニューヨークとモントリオールのベーグルがよく知られている。モントリオール式の特徴は生地に卵を使い、ゆでるお湯にハチミツを入れること。アツアツ、モチモチのベーグルを食べると、口の中にほんのりとした甘さが広がるのが特徴。
ケベックの旅では「本格的」なグルメの合間に、ぜひ「B級」の方も楽しんでもらいたい。

  • プティン

    フライドポテトにチーズカードとグレイビーソースをかけたプティンはカナダの代表的なファストフード。

  • スモークミート

    ジューシーな肉をたっぷり挟んだスモークミートの美味しさにモントリオール市民は虜になる。

  • モントリオールベーグル

    モチモチの食感とほんのり感じる甘さが大人気のモントリオールベーグルは食べ応え十分。

  • タイムアウト・マーケット・モントリオール

    Time out Market

    タイムアウト誌が手掛け、世界的に注目されているフードホール「タイムアウト・マーケット」がモントリオールのダウンタウンにオープン。モントリオールを代表するシェフたちがキュレーターとなって選び抜いたグルメが集結し、旅行者も気軽に最先端の美食を体験できる。さまざまなイベントも随時開催されている。

  • グラン・マルシェ

    Le Grand Marche

    2019年に旧港から移転してきた新スポットで、フェアモント・ル・シャトー・フロントナックからバスで20分程度の場所にある。屋根つきのマルシェなので雨が降っても心配ない。地元で取れた野菜や果実、種類豊富なクラフトビール、センスの良い小物まで沢山のものが売られている。

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