NEWFOUNDLND AND LABRADORTRAVEL GUIDE 知りたいニューファンドランド

Happy Culinary Experience

しあわせな食体験

いつまでも続いてほしい贅沢な時間

海辺でピクニック

Beach Picnic

潮風を感じながら
至福の時間を過ごす

ニューファンドランドでは、海岸で潮風を感じながら素朴なピクニックを楽しめるサービスが体験できる。ゆっくりと陽が陰っていく中、薪の上で焼かれているのは島の名物「コッド・タン」。タラ(コッド)のタン=舌と言っても、本当は喉の部分の肉だ。この名物のほかにも、タラの切り身のホイル焼きや、ムール貝のボイルなど、新鮮な海の幸の料理が続く。
陽が大きく傾くにつれて薪の炎がオレンジの濃さを増し、たいまつが灯される。耳に入ってくるのは海鳥の声と、打ち寄せる波と、大西洋から吹く風の音。無駄なものは一切聞こえてこない。そして、運がよければ、湾内に入り込んだクジラの「プシューッ」という潮吹きを聞けるかもしれない。
ここでは時間は静かに、ゆっくりと流れている。

目の前で調理される新鮮なシーフードの香りが潮風と共に漂う。

フェリーランド・ライトハウス・ピクニック

Lighthouse Picnics

気まぐれでも体験できる
最高のピクニック

美しい灯台の下で大西洋を眺めながら、手作りサンドイッチを味わう。セント・ジョンズから車で約1時間の場所に位置するフェリーランドは、そんな体験が簡単にできる場所。
特別な準備をしなくても、灯台内でピクニックランチを注文して、キルトのピクニックマットを広げて待っていると、サンドイッチ、ドリンク、デザートのセットが運ばれてくる。あとは思う存分、素晴らしい時間を満喫すればいい。
フェリーランドは、ニューファンドランドで初めて恒久的な英国領土、アバロン植民地が築かれた土地であり、居住跡や隣接するビジターセンターに立ち寄ってみるのもおすすめ。
16世紀の初期の入植者の生活や、その後の植民地の変遷を学ぶことができる。

ここではアットホームなピクニックランチを手軽に味わえる。

フィリップズ・カフェ

Philip’s Cafe

陽気なオーナーと
伝統料理に魅了される

ニューファンドランド人の陽気な声と笑顔に触れながら、地元料理を味わうことで、この島がもっと好きになる。ニューファンドランド島南部のプラセンティアにある「Philip’s Cafe」は、そんな感情を覚えさせられるカフェのひとつ。オーナーのフィリップ・ミードさんは、島の伝統を受け継ぎ、ジグス・ディナー、フィッシュ・アンド・ブルース、コッドシチューといった地元料理を振る舞ってくれる。自らの“感覚”がレシピだと語るが、その味は思わず笑顔がこぼれ落ちるほどの美味しさ。また、朝食のサンドイッチやスープも絶品で、地元の人々はもちろん、遠方から旅行者が訪れるほど。
朝から多くの客が集まり、美味しい朝食を堪能しながら、オーナーやスタッフと一緒に笑顔の時を過ごす。こんな幸せな気分で朝を迎えると、誰だって一日が楽しくなる。

ボリューム満点の朝食セットは、食べ応え十分で満足度が高い人気メニュー。

キッチンパーティー

Kitchen Party

飲んで騒いで踊るしあわせ

ニューファンドランドの漁師たちは、仲間や家族と一緒に飲んで騒いで踊るのが大好き。その場所がどうしてキッチンになったのか? 漁師たちに言わせれば、昔はお金もなかったし、みんなが集まれる広い部屋はキッチンぐらいだったから。それに、お酒がなくなったらすぐに取りに行けるし、キッチンならつまみだってサッと作れるからなんだそうだ。
楽器が演奏できない人は、2本のスプーンを重ねてカスタネットのように鳴らしたり、棒やモップにビール瓶の王冠などを打ち付けた「アグリースティック」でリズムをとったり。独特のステップで踊り、歌い、一息ついてグラスを重ね、さらにワイワイ、ガヤガヤ。
楽しい時だけじゃない、悲しいことがあった時も、この島ではみんながキッチンに集まって乗り越えてきた。そんなパーティーは今、ニューファンドランドのホテルなどでも体験できる。
島の漁師の仲間に入れてもらう「コツ」は実に簡単。「照れ」をさっぱり捨てて、笑顔で飲んで、踊って、歌うことだけだ。