2017年の菜々と早紀 「MOSAIC-CANADA-」インタビュー

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あなたは今、楽しい? あなたは今、幸せ?
そして―。あなたは本当にカナダが好き?

こんな問いかけを胸に、カナダ観光局の新人局員、秋月菜々は、カナダの本当の魅力を知り、それをどう伝えたらいいのか、考えながら、悩みながら歩み続けています。

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とにかく、答えに近づくには、もっともっとカナダのことを知らなくては!

カナダ建国150周年記念ドラマ「MOSAIC(モザイク)-CANADA-」(イマジカBSで放送)の第1話でそう考えた菜々は、局長に「少なくとも10回」のカナダ出張を申し出ました。

8月26日(水)放送の第2話からは、いよいよ菜々が本格的にカナダへと飛び、この国で生きる人たちのライフスタイルやカナダの歴史に触れる旅が始まります。

主演の安田早紀さんに、「MOSAIC-CANADA-」と秋月菜々の“これから”について語ってもらいました。


カナダではみんな楽しんでる。何がそうさせるんだろう

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―8月26日(水)にいよいよ第2話が放送されます。第2話以降、「MOSAIC-CANADA-」はどんな展開に?

第2話からは菜々が実際にカナダに出張して、いろいろな人にインタビューしながら、自分自身でカナダの良さを体感していきます。第1話のドラマの設定はそのままに、秋月菜々としてリアルなカナダの姿をお伝えするドキュメンタリー仕立てのストーリーになります。

いろいろなお仕事をしているカナダの人たち、それにカナダに住んでいる日本人の人たちにも菜々が会って話を聞くんです。

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―インタビューはうまくいった?

難しかったです(笑)。やったことなかったし、疑問に思うことがあっても、じゃあ、どんな言葉で聞いたらいいのか、と。言葉の問題もありますし。

―でも、相手を話しやすくさせたり、なごませたりする必要があるでしょ。

そういう配慮ができたらよかったなあと思いますけど、そこは今後の課題ということで…(笑)。

―第2話の舞台となったバンクーバーの印象は?

世界一住みやすい街って聞いてたけれど、実際に行ってみてその理由が本当に分かった。海もすぐ行けるし、森もすぐ行けるし、でも都会でもあるし。なんか、老後とかに住みたいなあって(笑)。

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―どうして老後なの(笑)?

老後は「まったり」っていうか、いい老後を過ごしたいなあって(笑)。でもバンクーバーは老後じゃなくても、子育てしている人でも学生でも、みんなが住みやすい街なんだなって思います。

住みにくい人なんていないのが、バンクーバーだなって。

バンクーバーでは2人の日本人の方にもお会いしたんですけど、日本から飛び出して、そこで認められているのがすごいなって思ったし、それを認めてくれるカナダの人たちがいるからこそ、お2人とものびのびと楽しそうで。

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日本人って、月曜日は仕事行くのが嫌だなって思う人も多いと思うけど、ここではカナダ人も日本人も、そんなことはなさそう。みんな(毎日を)楽しんでる。何がそうさせるんだろうって。

それはバンクーバーという場所だからなのか、住んでいる人たちの人柄なのかは分からないですけど。

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―確かにカナダの人っていつも楽しそうですよね。

カナダでは文句言ってる人いないし(笑)。日本人ってなにか「すいません」って感じじゃないですか。

わたし自身、どっちかというと日本人的です。周りがどう思っているんだろうと思ったり。でもカナダでは、人にどう思われても大丈夫、自分の人生だからやりたいことをやるんだって。

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だからバンクーバーで和食レストランのオーナーシェフ、東條英員さんにお話を聞いた時には、涙が出そうになって。

人と違うことをやっていたら周囲から叩かれたけど、ずっと人と違うことをやり続けていたら応援してくれる人が出てきたっておっしゃって。

そんな言葉、聞いたことなかったからびっくりしました。また、それをカナダが認めてくれたんだなあと思いました。

いただいたお寿司もおいしかったし(笑)、涙が出そうになりました。

わたし結構、たくさん食べられるんです

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バンクーバーは本当にいろんな国の料理があって、毎日どれもおいしかったです。実は初めての海外だったので味噌汁とかカップ麺とか持って行ってたんですけど、毎日お腹いっぱいで全然、要らなかったです。

―バンクーバーではお寿司のほかにどんなものを?

中華とかも行きました。お粥を食べたんですけど、なにか染み渡ってきました(笑)。どれも本当においしかったです。カナダにいるのに世界の料理が食べられる気がしました。

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―カナダは移民の国だからいろいろな国の料理が食べられますよね。例えばトロントなんかはバンクーバーよりもっと…。

実は、「食べる」をテーマにした旅をする予定もあって…。だから次はどこでどんなものが食べられるんだろうって(笑)。その旅先がトロントだと良いですね。わたし結構、たくさん食べられるんです(笑)。いっぱい食べます。

コメは大好きですね(笑)。そもそも食べるのが好きなんです。実は一番好きなのは、ラーメンなんですけど(笑)。

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―スイーツって感じじゃない?

パンケーキ食べに行こうよって感じじゃないです。どっちかって言うと男の人が食べるようなもの、ラーメンとか、カレーとか…定食!!!みたいな(笑)。

ラーメン屋さんも1人で入るし、カウンターでおじさんたちといっしょにラーメンすすりますよ(笑)。


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福島県出身の安田早紀さんは、去年の春に東京に出てきたばかり。それが昨夏のオーディションを経て、新人ながらいきなり主演の座を射止めました。だから本格的に演技に取り組むのは今回の「MOSAIC-CANADA-」が初めてです。

一方、安田さん演じる秋月菜々は、第1話では新人にもかかわらず、世界各国の観光局員を前に日本代表としてプレゼンに立つという大役を担わされています。

日々、新しいチャレンジを続ける安田早紀さんと秋月菜々―。2人の違いと共通点とは?

「名もない料理」を作ります

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―安田早紀さんと秋月菜々は、置かれた境遇がかなり似ていると思います。自分自身と秋月菜々が重なって思えたりしませんか。

すごく似ている部分が多いです。やったことのないことでも、とにかくちゃんとやらなきゃっていう菜々の使命感もすごく分かるし。菜々の気持ちは全部分かりました。共感もしました。似てるっていうか、あまり違うところがない気がする。

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―じゃあ、あえて違うところを挙げるとしたら?

うーん、菜々が数字に詳しいところ(笑)。私の方はざっくり分かっていればいいやって感じなんです(笑)。

例えばわたしが約2000メートルでいいやって思うのに対して、菜々の方は1860メートル、みたいな。料理でも菜々は調味料の量をきっちり量るけど、わたしはそこまでしません。

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―料理はけっこう作るの?

料理はします。でも菜々みたいに綺麗な料理じゃなくて、ちょっと男の料理というか、とりあえず全部切って鍋に入れて煮込んじゃったみたいな。「名もない料理」を作ります(笑)。

だから「この料理、何?」って聞かれても、「うーん、何か」みたいな(笑)。味付けもレシピを見たりしないですし、適当で。そこが菜々と違いますね。

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―でも、みんなおいしいって食べてくれるんでしょ。

実家が大好きでよく福島に帰るんですけど、家族は私の料理、おいしいともまずいとも言ってくれないですね。時々(食材が切れずに)つながってたりして、やっぱり早紀だねって言われてます。

そこは菜々を尊敬しますね。菜々はつながってないだろうと思う。菜々なら下までしっかり切ると思う(笑)。

撮影秘話は“シャワー問題”

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―秋月菜々は修学旅行で1度、カナダに行ったことがあるという設定。一方の安田早紀さんは今回の撮影が初めての海外、初めてのカナダだそうですね。何か困ったことは?

全部びっくりなことばかりです。だって最初はキャリーバッグだってうまく引けなくて。それに初めてカナダに行った時はシャワーの出し方も分からなくて。

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―カナダのホテルでは最初、どうやってお湯を出すのかみんな苦しむと思いますよ。

だって、ホテルによって全然違いますよね。あれ、最初は分かんないですよね。だからもうあきらめて、何回かこう(前傾姿勢になって)蛇口からのお湯で洗ったりして(爆笑)。

あ、あ、あ、でもそれは最初に行った時の話で。大体分かりましたから、今はもう、そんなことはせずに、もう快適に(笑)。

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―カナダの蛇口はお湯を出す時、大抵は蛇口を引くんですよね。

そうそう、引くんですよね。でもそれがなかなかに固かったりして、違うんじゃない?と思ったりして。押したり引いたりいろいろやってみないと分からない。

いろんな蛇口があって、カナダの自由さがそうさせてるんですかね。どうやってこんなの作るんだろうって。発想が豊かすぎて。

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それにようやく蛇口からお湯が出て、上のシャワーに切り替えると、今度はまだ水で結構冷たくて。わたし、なんとかよけようとやってみましたけど(笑)。

でもよかった、みんなが通る道なんですね、カナダのホテルのシャワー問題!(笑)。これからはカナダのシャワー、楽しめます(笑)。


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安田早紀さんはカナダでの撮影の様子を自らのInstagramで伝えてくれています。写真を通してお気に入りのカナダについて教えてもらいました。

言葉で言い表せない「色」

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―これはVIA鉄道に乗った時の写真ですね。音楽を聴いていたら、ちょうど「銀河鉄道999」がかかったとか。

そうなんです。バンクーバーからジャスパーまでのVIA鉄道です。本も持って行ってなかったし、音楽を聞きながら外の景色をずっと見てたら「銀河鉄道999」が流れてきて、それで妄想の世界に入っていっちゃって(笑)。

カナダって貨物列車が優先で、貨物列車が来るたびにこっちが動かなくなるけれど、人よりモノ?って、それも訳が分からなくて。

貨物列車が通り過ぎるまで動かないし、外もずっと同じ景色じゃないですか。そうしたらだんだん無心になっていって、いろんなことを考えていたら、そこに「銀河鉄道999」が流れてきてー。

やばい、この列車このまま空へと行っちゃうんじゃないかって(笑)。

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―次の写真はバンフですか。

バンフのペイト・レイクです。こんな湖の色って日本じゃ絶対見られないじゃないですか。

まずどうしてこんな色をしているんだろうって。それは氷河が削られてこういう色になるそうなんですけど、でも、それを聞いてもやっぱり分からない。言葉で言い表すとしても、「何色」って言えない色。

わたしは伝えなきゃいけない立場だから言わなきゃいけないんだけど、なんて言ったらいいのか分からないんですよ。

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わたしが生きてきた中の言葉では表せない色をしていて、見た瞬間、本当にすごいと思ったし、すごすぎて言葉が出なかった。

それじゃあダメって分かってるんですけど、言えないんですよ。言えないんですよ。これはすごかった、本当にびっくりしました。

そのあと岩場の方に行って、お昼にサンドイッチを食べたんです。それもまたおいしくて、こんな大自然の中でサンドイッチ食べて、しかもちょっと「たそがれたい」気分になって。

だからみんなから少し離れたところに行って、食べながら湖に映ってる雲とか、木が風でさわさわしていたり、そんな中で食べるサンドイッチはもう、なんとも優雅でした(笑)。

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―時々、たそがれちゃうタイプ?

わたし、たそがれるの好きですね。日本にいる時でも新宿御苑とか行ってサンドイッチ食べたりするんです。でも全然スケールが違いすぎますよね。すごかったです。最高の気分になりました。

こんな大自然の中で、自分はこんなちっちゃいヤツなんだから、自分の悩みなんてちっぽけだなあ、なんて思いました。

でもペイト・レイクだけじゃなくてボウ・レイクとかも行ったんですけど、全部の湖で1つも同じ色がない、全部が違う色だし、現地の人には、同じ湖でも日によって色が違うし天気によっても表情が全然違うから飽きないよ、って言われました。見てみたいなって思いました。

ペイト・レイクは本当にきれいすぎて、びっくりしました。

みんなで生きる「カナダ」

―次はこの写真。動物はいっぱい見ました?

いっぱい見ました。近かったです。サファリパークにいるみたいでした(笑)。サファリパークに行っていないのに、道路を走っているだけなのに動物が普通に現れるっていう。日本じゃ考えられないじゃないですか。

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地元の福島でもたまにカモシカとか見たことありますけど、人には寄って来ないです。

カナダでは結構、人馴れしている動物が多いですよね。寄ってきますよね。カナダの動物たちは、フレンドリーなカナダの人たちと心が同じなんですかね。

「いいよ~」って言うか、「見ればいいさ」、みたいな(爆笑)。そんなおおらかさは感じましたね。

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リスも寄ってきてくれて、サービスしてくれました。いやあ、カナダの動物はすごいなあって(笑)。

本当にカナダの人は自然と密接ですよね。国立公園の中には動物が通るためだけの道を造ったり。そんなことなんでするの、人間が通れないのに、日本じゃ考えられないじゃないですか。

でもカナダでは動物のこともリスペクトしてるんですよね。手間も時間もかけて動物のために。でもカナダの人にとっては当たり前のことなんでしょうね。

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日本なら無駄遣いするな、そんなことするより税金下げろって言う人もいるかもしれない。でもカナダでは、ダメだって思う人がいないから実現するんでしょうね。だから本当に素敵です。

カナダって、みんなで生きてるって感じがする。カナダの人で、自分1人で生きていると思ってる人なんていないと思います。こんなイスにだって、これは誰かが作ってくれたから座れるって感謝してそう(笑)。カナダの人たちは小さな幸せにちゃんと気づいていそうです。


「MOSAIC-CANADA-」はカナダ建国150年の2017年まで、全12回にわたってイマジカBSで放送され、その1カ月後にはこのカナダシアターにもアップされます。つまり安田早紀さんはこれから2年間、日本とカナダを行ったり来たりしながら秋月菜々を演じ、秋月菜々とともに歩んでいくことになります。

「頑張ります。本当に頑張ります」

―さて、カナダシアターはよく見てますか。

見てます。撮影に行く前に読んで、こんなところがあるんだ、とか、ツアー情報も自分が実際に行った気になりますよね。

写真もいっぱいあってイメージがつきやすいです。最近、めっちゃアクセスしてます(笑)。普通にカナダに行きたいなって思います。

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―では最後に、「MOSAIC-CANADA-」のファン、そして安田早紀さんのファンにメッセージをお願いできますか。

なんて言おうかな、うーん。菜々が、カナダを体験すると同時に、わたし自身もカナダを体験させてもらって、今まで知らなかったことをいっぱい知って、本当に人生が変わったな、変わりそうだなって思いました。それをみなさんにも見ていただきたいです。

菜々も未熟だし、早紀も本当に未熟な人間なんですけど、これから2年間かけて、もっと成長していく姿を見てもらえると思うので、期待してほしいです。頑張ります。本当に頑張ります。


「MOSAIC-CANADA-」も、秋月菜々も、そして安田早紀さんも、その歩みを始めたばかり。インタビューの最後に、「自分が成長してると感じますか」と尋ねてみました。その答えは―。

「してると思いたいし、分からないですけど、これだけ人ができない経験をさせてもらっているんだから、成長してないはずがない、してると思いますね、きっと。」

カナダが建国から150年を迎えるのは2017年。そのとき僕たちは「MOSAIC-CANADA-」を通じて、びっくりするような成長を遂げた秋月菜々、そして安田早紀さんを目にすることになるのかもしれない。