誰もがハッピーになる、 地産地消レストラン。

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誰もがハッピーになる、 地産地消レストラン。

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ファーム・トゥー・テーブル

地元の作り手から届いた安全で新鮮な食材をできるだけシンプルに味わう。そんな「ファーム・トゥー・テーブル」のスタイルが浸透しているバンクーバー。シェフのクリス・ウィティカーさんが、なかでもおすすめのレストランを案内してくれた。

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人気レストランが集まるエリアは大きく3つ。ダウンタウン、キツラノ、そしてメインストリート。ダウンタウンは中心地ゆえ選択肢は一番豊富。キツラノはヴィーガンやアジア系料理が充実。メインストリートは観光客が少なく、気鋭の人気店が多い。キツラノもメインストリートもダウンタウンからタクシーで約20分。

今回のナビゲーター

クリス・ウィティカー
『フォレッジ』シェフ

食通からも信頼が厚い、バンクーバーを代表する人気シェフ。自身も相当の美食家。

おいしいのは当たり前!環境や雇用を食で支える。

「バンクーバーの食は世界最先端。異国の文化が混ざり合う、この国らしい自由なレストランが多いんだ」とクリスさん。例えばキツラノの『ウェスト』は老舗の高級レストラン。「でも地産地消の精神で、王道のウェストコースト料理が味わえるんだ」とのこと。
『ファーマーズ・アプレンティス』や『ジャムジャー・フォーク・レバニーズ・フード』は環境問題や社会問題まで意識した食材選びをしている店。「彼らの意識の高さには脱帽だよ」とクリスさんが言うように、海の生態系を崩さないように獲った魚や、社会復帰のための更生プログラムとして生まれた農園の野菜など、食材選びの理由にも視野の広さを感じる。
「メインストリートに足を延ばせば、『ザ・エイコン』や『バードック・アンド・コー』といった地元の食通に愛されている、小さくも実力派の店が見つかるよ」とクリスさん。「もちろんダウンタウンにある僕の店『フォレッジ』も最高だよ。食で世の中をハッピーにする。バンクーバーにはその意識が常にあるんだ」

1 ウェスト

1 モダンフレンチに地産地消の精神を掛け合わせた〝ウェストコースト料理〞という概念を生んだレストラン。2 新シェフのボビー・ミルヘロンは店の思想を受け継ぎつつ、地元のファーマーを応援する料理を生み出している。オヒョウのグリル。ディナーコースC$98より。

2881 Granville St., Vancouver ☎604‒738‒8938 11:30~14:30(土日10:30~) 17:30~22:30 無休

1 ウェスト

2 バードック・アンド・コー

3, 4 地元産のオーガニック食材にこだわるシェフのアンドレア・カールソンの料理は、グリルしたポテトなど、食材を素直に扱いつつも、芸術的な美しさ。プレートが小さいので日本人の胃袋にもぴったり。5 メインストリートでも群を抜く人気の、コンパクトでエネルギッシュなレストラン。事前予約は必須!

2702 Main St., Vancouver ☎604‒879‒0077 17:00~22:00(土日は10:30~14:00も営業) 無休

2 バードック・アンド・コー

3 ファーマーズ・アプレンティス

6, 7 地元産のワインも充実したアットホームなレストラン。8 オーナーシェフはアジア系のデイビッド・グナワン。「畑からすべてを学んでいる」と話し、食材を丁寧に扱った料理が味わえる。青菜にチーズとオリーブオイルをかけたシンプルな一皿C$10。9 豚の首肉のソテーC$21。

1535 West 6th Ave., Vancouver ☎604‒620‒2070 11:00~14:00 17:30~22:00 ランチのみ月休

3 ファーマーズ・アプレンティス

4 ジャムジャー・フォーク・レバニーズ・フード

10 女性シェフ、ヘザー・ジャイルスが腕を振るうレバノンの家庭料理レストラン。定番のフムスは味も様々。3種盛りC$12.50。11 シーフードは海の環境破壊に繋がらないものを積極的に使用。環境に優しい食材はメニューに印が付いている。車海老のグリルC$16。12 和やかな店内。

1488 West 11th Ave., Vancouver ☎604‒733‒2211 11:30~22:00 祝日休

4 ジャムジャー・フォーク・レバニーズ・フード

5 ザ・エイコン

13 野菜だけとは思えないおいしさで、バンクーバーで一番という呼び声もあるベジタリアンレストラン。シェフのブライアン・ラプタックは盛り付けも芸術的。ハルミチーズのフリット ミントヨーグルトディップC$20。14 リラックスムード漂う店内。客層も老若男女がいて居心地よし。

3995 Main St., Vancouver ☎604‒566‒9001 17:30~22:00(金土~23:00 土日は10:00~14:30も営業) 無休

5 ザ・エイコン

6 フォレッジ

15 アルバータ州の特産、バイソン肉のステーキC$43。16 店名は〝歩き回って食べ物を集める〞の意。シェフ自ら狩猟やキノコ狩りもするそうで、食材を生かしつつ、華のある料理が人気。17 火加減が絶妙なオヒョウのグリルC$38。名物のクラムチャウダーもぜひ。

1300 Robson St., Vancouver ☎604‒661‒1400 6:30~10:00(土日7:00~14:00) 17:00~23:00 無休

6 フォレッジ

『&Premium』58号掲載 photo : Tomoyo Yamazaki illustration : Sara Kakizaki coordination : ARA Professional Travel edit & text : Yuka Uchida

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