03. マクブライドでひと休み

絶景列車「スキーナ号」に思いを馳せて03. マクブライドでひと休み

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出発駅のプリンス・ジョージを出て約4時間、車内の空調も冷房から暖房へと変わる頃、途中駅のマクブライトにやってきた。ここは1919年に創設され、冬は雪で覆われる木造の可愛らしい、こじんまりとした駅。
何時間かぶりに外へ出て、背伸びをしながら深呼吸をした。「空気が美味しい」ってこういう時に使う言葉かもしれない。あたり一面見渡してみると遠くには雪をかぶったロッキーの山々が見えた。

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駅の中にはお土産やさんや小さなカフェ、手紙を出せるちょっとしたスペースもある。待合室にはバイオリンを弾いている女の子もいてホッと一息、旅の中でのちょっとした癒しを感じることができる、そんな駅だ。カフェには地元の人だろうか、コーヒーを飲みながらおしゃべりをゆっくり楽しんでいる人たちもいた。

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私もちょっと地元の人の気分で、カフェに置いてあったマクブライドの情報が載っている手作りの新聞、マクブライドペーパーに目を通していた。コーヒーが美味しく感じたのは気のせいだろうか。
しばらくすると出発を知らせるブザーが鳴った。すると、マフィンを食べながら駅の人と談笑していた、さっきの乗務員さんがそろそろ出発だと列車にかけ乗った。

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約10分の旅の小休止を終え、また列車に乗り込んだ。この先どんな景色が待っているのか。クライマックスに向け、楽しみな気持ちで心が少し緊張した。

コメント

  • 岡村夏子

    とても素晴らしい旅行記でカナダの清涼な空気を満喫できました。写真もスキーナ号から見る景色がすばらしく特にマウントブロンソンはカレンダーにできるくらい素晴らしかった。その上車内の様子もよくわかり楽しかった。おいしそうなパンとビールをあじわいたくなった。
    とにかく具体的な素晴らしい文章に感動しました。今度自分の目でその感動を実体験してみたいです。

  • 春待ちすみれ

    憧れNO1は何と言っても列車の旅ですね
    スキーナ号はその夢の実現!見飽きぬ雄大なパノラマ天に至るような広がりのある茫々たる景色
    窓開ければマイナスイオンがふんだんに流れ込んでくるような高山の可憐な花の香りが匂ってくるような
    これが天国なら明日にでもいってみたいわ

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