バンフ半日ドライブというアクティビティを

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息をのむような絶景の中、アクセルを踏んで大自然の空気を感じる。まるで映画のワンシーンのように。

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運転免許を持っている人なら誰もが憧れるドライブ。バスや鉄道のように、時刻やルートの制限もない。自由自在に好きな場所へ行くことができるドライブは、最高に便利な移動手段だ。

でも空港からレンタカーを借りて、ちゃんと目的地までたどり着けるだろうか。特に初心者なら不安を感じてしまうことだろう。

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では、全く視点を変えてみよう。カナディアン・ロッキーには、数々のアクティビティがある。ハイキング、カヌー、ゴルフ、乗馬…。ここにドライブも入れてみよう。そう、ドライブを移動手段ではなく、アクティビティとして。

今回は「バンフ半日ドライブ」として出発してみよう。

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これまでのドライブは、空港からレンタカーを借りるのが一般的だ。でも今回は”アクティビティ”なので、あえて空港からバンフまでバスで移動する。実はここには、大きなメリットがある。それは時差や疲労の解消だ。カナダに到着すると興奮して忘れがちだが、少なからず長時間フライトの影響がある。だからあえて初日は運転しないで、公共交通機関で移動する。

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翌日、バンフ中心部のレンタカー店へ。たっぷり睡眠をとっているから、体力の不安はない。日本から予約しておけば、手続きも簡単だ。

いよいよ出発。ドライブというアクティビティのスタートだ。まずは、メイン通りのバンフ大通り(Banff Ave.)をサルファー山方面へ。運転しながら目の前に迫ってくるサルファー山は圧巻だ。

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橋を通って、ボウ川を渡ったら、すぐに右折してみよう。そのままケイブ通り(Cave Ave.)を直進するとケイブ&ベイスン国定史跡がある。ここは、1883年に発見された温泉がある場所であり、バンフ国立公園の発祥の地。バンフ観光のスタートにピッタリだ。

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ケイブ&ベイスン国定史跡でバンフの歴史に触れたら、まっすぐケイブ通り(Cave Ave.)を戻り、フェアモント・バンフ・スプリング・ホテルの麓へ。あっという間に小さな滝、ボウ滝が見えてくる。ここは、1954年に公開されたマリリン・モンロー主演の映画『帰らざる河』のロケ地として知られている場所。車を降りて近づくと、爽やかな気分を味わえる。

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さて、再び橋を渡り、バンフ中心部へ。橋を渡ってすぐに右折し、バッファロー通り(Buffalo St.)を進む。ちなみにバンフ中心部の通りは、グリズリー通り、ムース通り、ビーバー通りなど、動物の名前が付いている通りがたくさんある。さすが野生動物と共生する町だと感じさせてくれる。

いくつの動物の通りを見つけられるか、これもバンフ・ドライブの楽しみのひとつかもしれない。

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バッファロー通りを進み、トンネル・マウンテン・ドライブという道路に入る場所に、サプライズ・コーナーという人気スポットがある。

あの名門フェアモント・バンフ・スプリング・ホテルを望むことができる。ついつい車を停めてしまいたくなるが、ゆっくり見たい場合は、少し先にあるパーキングに駐車しよう。

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トンネル・マウンテン・ドライブをドライブするとランドル山とトンネル山を一望できるキャンプ場に到着する。こういう場所に車を止めて、ゆっくりとこの雄大な山を眺めることができるのはドライブの醍醐味だと思う。まるで呼吸をしているようなランドル山。多くの人がここでロッキーの自然に触れようとすることも納得できる。

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さて、ドライブにも慣れてきたところでバンフ大通りに戻り、ある湖を目指して北上する。バンフ中心部から約20分、バンフ国立公園最大の湖、ミネワンカ湖が現れる。ここはフィッシングでも人気の湖だ。この湖沿いの道は、「レイク・ミネワンカ・シーニック・ドライブ(Lake Minnewanka Senic Dr)」と呼ばれるほど、風光明媚なドライブを楽しむことができる。

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最高の湖を楽しんだ後は、バンフの北西に位置し、標高2522メートルのノーケイ山の麓へ。ここからバンフの街を一望できる。通常のツアーではなかなか訪れることが出来ない場所。こういう隠れたスポットに行けるのもドライブの魅力だ。
時間に余裕があれば、そのままバーミリオン湖を訪れてみるのもいいだろう。

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その後、バンフ中心部に戻り。もう一度、あの橋を渡り、マウンテン通り(Mountain Ave.)を上って、サルファー山の麓へ。そこで駐車して、バンフ・ゴンドラへ乗れば、あっという間に山頂の展望台まで移動できる。

そこから眺めるバンフの街並み。山頂から自分がドライブしてきたルートをたどってみると感動もひとしお。ついさっきまで自分が体験した”アクティビティ”の素晴らしさに気付く。

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最後はサルファー山の麓のアッパー・ホット・スプリングの温泉につかってみよう。カナディアン・ロッキーを眺めながら、半日ドライブの疲れを癒し、自分が運転した道や風景を思い出してみると、改めて自分が素晴らしい体験をしたことに微笑んでしまう。それは少し大きくなった自分と出会える瞬間なのだ。

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ドライブの魅力。それは無限大に広がる旅のスタイル。誰もが世界にひとつだけの行程を作ることができる。

今回紹介した「バンフ半日ドライブ」もそのひとつに過ぎない。
カナダでドライブをすれば、誰もが自分に都合の良い、最高の旅を体験できるのだ。

バンフドライブMAP
banffmap1
©Canadian Network Inc.

文・写真:岡村ふみの

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