01. Ice Hockey is Canada’s Game!

体験的アイスホッケー観戦入門01. Ice Hockey is Canada’s Game!

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カナダの国技と言われるアイスホッケー。NHLは北米アイスホッケーの最高位に属するトップリーグで、カナダとアメリカにある30チームで構成されている。カナダは西部地区にカナックス(バンクーバー)、オイラーズ(エドモントン)、フレームズ(カルガリー)が、東部地区にはメープルリーフス(トロント)、セネターズ(オタワ)、カナディアンズ(モントリオール)、ジェッツ(ウィニペグ)と、合計7チームが所属。これらは、多くの方々がアイスホッケーと言って思い起こす大変有名なチームということになる。

NHLの直近にあるマイナーリーグにあたるのがアメリカン・ホッケーリーグ(AHL)。1936年に発足し、アメリカとカナダを東西のカンファレンスに分け全30チームを擁し年間76試合が行われている伝統のリーグだ。カナダには東部地区にアイスキャップス(セントジョン)、マーリーズ(トロント)、西部地区にはムース(マニトバ)と3チームが所属している。

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「Ice Hockey is Canada’s Game!」

カナダではアイスホッケーをこんな風に呼ぶ。実際、カナダよりもアメリカ合衆国の方がチーム数は多いわけだから、ビジネスとしてはアメリカ主導で動いていると言っても過言ではない。それでもアイスホッケーはカナダのもの、と言わしめる強力な理由がある。

トロントのダウンタウンにHockey Hall of Fame(ホッケーの殿堂)という建物がある。ここはアイスホッケーに関わる歴史を中心に、様々な展示が行われている場所。

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中でも重要なのは、NHLのプレーオフ勝利者に授けられる優勝杯スタンレーカップの展示。北米のプロ・アイスホッケー選手が夢と描いている優勝杯の由来は、カナダにあった。19世紀のカナダ総督スタンレー卿がモントリオールHCに与えたものが、現在にまで続いている。

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実はカップそのものは一番上の杯で、その下に長く伸びている胴体のような部分に歴代の優勝チームが年度ごとに刻まれ、それが長くなっていっているという構造だ。そしてスタンレー卿が授与したオリジナルのカップは、今でもホッケーの殿堂に展示され、モントリオールHCの優勝の刻印を読むことができる。

もう一つ、アイスホッケーがカナダのものと言わしめる理由がある。NHLが発足した時に所属していた6チームをオリジナルシックスと呼ぶ。実は発足当時の1917年から今も残っている最古の創設メンバーは、モントリオール・カナディアンズとトロント・メープルリーフスの2チームのみ。彼らが北米のアイスホッケー史において最も歴史と伝統のあるチームであると言われる所以は、ここにあるのだ。

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歴史と伝統に彩られた、カナディアン・アイスホッケーの奥深い世界。そのすべてを語り尽くすことは到底できるものではないが、旅行者としてカナダを旅しているという限られた時間の中で、一生の思い出になるような経験をアリーナでしてもらいたい。

<撮影協力:Toronto Marlies>

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