04. チームプレーの妙

体験的アイスホッケー観戦入門04. チームプレーの妙

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アイスホッケーはチームプレーで得点を奪うゲーム。今回は、選手たちが試合中にどのように動いているのか、基本的な部分についてご紹介をしたい。

試合は20分間のピリオドが3回繰り返される。安全のためヘルメットなど防具をつけてリンクを走り回るが、その重量は10キロとも言われている。体力の消耗が激しく、2分弱で体力は尽きてしまうほど激しいスポーツなのだ。そのためゴーリーを除く5人はそれぞれ組になって順番に入れ替わり、ベンチで休憩をしてまた出かけるという交代制が認められている。

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リンクの上に同時に立てる選手は6名。通常はフォワード(攻撃:3人)、ディフェンス(防御:2人)、ゴーリー(1人)という編成になる。ゴーリーは試合を通して交代しないので、常に入れ替わるのは5人。ユニフォームを着てベンチに入るのは20人。内訳は攻撃(12人)、防御(6人)、ゴーリー(2人)という具合だ。ゴーリーが2人いるのは試合に出ている一人に何か問題があった時(怪我など)の控えを必ず置かなければならない、というルールがあるため。

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選手の入れ替わりは、センターライン付近にあるリンクサイドのベンチと呼ばれる場所で行われる。素早く入れ替わるため、プレーに出る選手は扉を使わず壁を乗り越えてどんどんリンクへと入っていく。その時6人以上の選手がプレーすることのないよう、ギリギリのタイミングで交代を行う必要がある。次々に選手がリンクに入っていくさまは、特に試合の後半の見所となる緊張感のあるシーンを作り出す、見どころの一つだ。

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パックを圧倒的に支配し、味方ゴールの後ろから陣形を整え攻撃を仕掛けるというシーンは得点を狙う絶好のチャンス。いざシュートを行うものの、相手ゴーリーに阻まれパックがはじかれる。この時ゴーリーに近い所にいる選手たちはこぼれたパックをいち早く拾い上げ、波状攻撃を試みる。相手防御陣は2次、3次と雪崩を打つように畳み掛ける攻撃を凌ぐため、ゴーリーのもとに集合し、もつれ合うようにしてパックの奪い合いを行う。このゴール前の混戦も、アイスホッケー観戦の醍醐味だ。

アイスホッケー観戦シーズンは毎年10月~4月。強豪チームの場合、プレーオフも含めて6月までアイスホッケーを地元で観戦することができる場合もある。皆さんもカナダ旅行の際に機会がありましたら、アリーナに訪れてみてはいかがでしょう? 

<撮影協力:Toronto Marlies>

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