忘れられないカナダ・PEI編

続・シーフードの誘惑

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ここでちゃんと説明しておかなくてはならないだろう。

僕はかねがね“アンの島”という枠の中にプリンスエドワード島(PEI)を閉じ込めてしまうのは本当にもったいないことだと思っている。

もちろん、僕が初めてPEIを訪れた時の目的は、多くの人と同じ「赤毛のアン」だった。しかしその訪問をきっかけに、PEIにはアンだけではない、数え切れないほどたくさんの魅力があることを知ることになった。

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だから「赤毛のアン」のファンでも、ファンでなくても構わない、アンをきっかけにもっといろいろな人がPEIを訪れて、その良さに出会ってほしいと心から願っている。

さて、PEIのおいしい店は前回紹介した「ウォーター・プリンス・コーナー・ショップ」のほかにもたくさんある。例えばこんなおしゃれな感じのパブだって、おつまみは「乾きもの」なんかではない。

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シーフード王国・PEIはおいしいホタテだってたくさんとれるんだ。

ホタテのベーコン巻き、と言ってしまえばそれまでだけれど、この色艶を見て欲しい。そして、その違いは食べれば分かる、でも、食べないと絶対に分からない。

ちょっと読者を煽った挙句に「おあずけ」をしているみたいで申し訳ない。そしてさらに煽るようだけど、僕自身がこのホタテをたらふく食べたことだけはお伝えしておきたい。

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PEIの地ビールを楽しめる「THE GAHAN HOUSE」では、ビールにぴったりのPEIらしい料理が楽しめる。

例えばこのPEIポテト・フィッシュケーキ。タラとすりつぶしたポテトを混ぜ合わせてあって、表面が少しカリカリっとなるように焼き上げてある。

ビールを飲みながらみんなでシェア、というか、つつき合って食べるのにぴったりだ。

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「THE GAHAN HOUSE」のフィッシュ・アンド・チップスは少し細長い「フィッシュ」の形が印象的だ。

その「ころも」は少し厚めで、だけどフワフワしていて、柔らかい白身魚との相性が抜群だ。タルタルソースでもレモンでも好きなように食べてほしい。

それにしても、PEIにいるとフィッシュ・アンド・チップスのイメージががらっと変わるのは間違いないと思う。

いや、イギリスのフィッシュ・アンド・チップスだって今は美味しいのかもしれない。ただ、僕が知らないだけなんだと思う。

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シェパードパイもPEIに古くからある料理だ。

この料理もやはり、自慢のPEIポテトに牛ひき肉、それにコーンなんかも入っていて、上からかけたチーズがトロトロで、運ばれてきた時には溶けたチーズがフツフツといっている。

牛ひき肉がたっぷり入っているから満足感も半端じゃない。これもビール片手にみんなでつっついてほしいと思う。

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「牛」と言えば、PEIはシーフードだけではなくビーフもおいしくて、シャーロットタウンには「SIMS CORNER」というステーキハウス&オイスターバーもある。

カナダのビーフは基本的に日本ほど脂身が多くないので、しっかり噛み締めてビーフ本来の味を楽しむことができる。

本当に赤ワインのコクや深みを楽しむなら、ビーフは脂が強すぎると邪魔しあってしまうと僕は思っている。だからカナダのビーフは本当に赤ワインに合う。

PEIに住む人たちのことを、「島の人=アイランダー」と呼ぶけれど、アイランダーが愛してやまない世界一のポテトもステーキに添えられていて最高だった。

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そういえばこの店はステーキハウス&オイスターバーだった。だから当然、ここにはおいしいオイスターがあるのは間違いない。で、やっぱり再びオイスターを注文してしまった。

レモンをふっただけのオイスターをほおばる。濃厚な旨味が口の中に残り、豊かな海の香りが僕の鼻からまたまたすうっと抜けていった。

PEIに豊かな幸を贈り届り続けてくれる海の香りだ。この贅沢な香りは空中を漂い、一体どこへ行ってしまうんだろうか。まったくもったいない限りだ。

もう分かってもらえたと思う。僕はPEIのシーフードを心の底から愛しているのだ。

文・写真:平間俊行

コメント

  • flyageha

    オイスターにロブスター大好きです。レッドサーモンも大好きでスモークサーモンは絶品ですよね。ケベックに滞在した経験からユダヤ料理や、メープルシロップなんかも絶品でした!また行きたい。

  • まち

    新婚旅行で訪れたPEI、とても素晴らしい土地でした。
    人、空気、食べ物。いつか移住してみたい場所です。

  • みな

    羨ましいです!!! 本当に美味しそう過ぎてお店の名前ひかえました(笑) いつか行って見たいです!

  • まあこ

    カナダの海の無いカルガリーでオイスターバーに行った時、美味しいのか??鮮度は大丈夫なのか??実は本当に心配しながら食べました。
    ビビリで2人で4つ!!!
    たったそれだけかって、ウエーターに嫌味を言われてしまう始末。それがびっくりするほど、日本では味わえない美味しいオイスターでした。思い出になってますが今度は食べまくります

  • 佐野 真一

    カナダの(生)牡蠣はとても美味しいと思います。なぜかケチャップで食べるのが良いです。1ダースはいけます。

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